スクラップとは何か?:スクラップ(非鉄金属)買取り価格情報

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鉄でない金属

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■ スクラップとは?

壊れた乗用車やいらなくなった家電を引き取ったり、アルミ缶やタイヤホイル、鉄くずなどを集めて販売する仕事のことは、「スクラップ屋」とか「ジャンク屋」などと呼んでます。 なんとなく使っているスクラップという言葉ですが、使われなくなった金属を安く買い叩く悪質な商売をしているイメージもないこともありません。そこで最初に、分かりにくい正体不明っぽい定義を明確にしておきましょう。

スクラップという言葉は、一般に、二つの意味をもっていると思ってます。

1 切り抜き
新聞や雑誌の記事などを切り抜く行為のこと   または、その切り抜いたもの(切り抜き)のこと 長じて「スクラップブック」は、切り抜きをはりつけておく帳面・切り抜き帳になります。

2 鉄くず
金属の切りくずやくず鉄のこと。   また自動車などのような大きな金属製品の廃物のこと。

  ちなみに、スクラップアンドビルド(scrap and build)とは、   古くなった設備を廃棄して、高能率の新鋭設備に置き換えることをいいます。進歩的ですね。

元々、「廃棄物」という意味合いのあるスクラップですが、この使い方はさらに拡大されて「ダメになった」「壊れた」という含みを持たせた言葉も定着していったようです。いっぽう、「切り抜き」方面では、集めた記事などをノートに貼っていくことから、「収集」という意味があるのが特筆できそうです。

リサイクル業界におけるスクラップは、廃品を集めて、似ているもの同士ごとに分類して販売してます。単にごちゃバラに捨てれば「ゴミ」ですが、分類と集約という付加価値をつけることで、しっかりした製品として販売できるというわけです。

 解体とリサイクル

リサイクル業界では、買い入れて販売しているスクラップ。いわば「商品」扱いとなってますが他の業種ではそうはなりません。たいていの場合は不用品。製造業ならば、材料を切りとって、中途半端なサイズに余った部材は、ただのゴミ。捨てるしかありません。

建築などの場合でも同様で、金属製品の廃棄物や、金属製品を作る過程で出る廃金属がスクラップです。解体工事で出るスクラップは、専門の業者が買い取りを行ってます。解体費用から買い取り分の金額が差し引かれるというのが、基本的なやり取りです。

この場合に発生する見積書は、以下のように様々なケースの記載がおこります。

 「廃棄物処分費」  買い取り分を差し引いた金額
 「お値引き」    スクラップ買い取り費用を含むケース
 「有価物買い取り」 買取金額が明記したパターン

解体工事においては、その建造物を構成していた、鉄・銅・アルミ・ステンレスなど様々な種類のスクラップが廃棄物として排出されます。解体側としては費用に絡むことなので、買取価格が気になりますね。

価格については、相場制になっていて、素材ごとにそれぞれ、その時の価格によって大きく変わります。参考になるのは世界の相場。金や銀とおなじように、鉄や、アルミや、ステンレスも市場価格が変動し、それに従う形で売買が行われます。

解体業者の中には、スクラップの収集運搬業者として開業した後で、事業を広げることによって建物の取り壊しを行なえるようになった会社も存在します。解体業者が、スクラップのリサイクルを行なっている場合や、回収業者と繋がりが深い場合は、解体費用が安く抑えられることもあります。

それでも、最終的に買い取っていくのは製品に打ち直しができる大企業およびその関係会社になるため、価格の上下はつきまとってくるのです。 そうして集められたスクラップは、圧縮・切断・破砕など様々な工程を経て精錬されてから、再び製品としてリサイクルされていきます。

当然ですが「スクラップ」と言われるモノにもランクがあります。同じ鉄やアルミといっても、まったく使用されてない新品と、10年以上使われた老朽品とでは価格も取り扱いも違ってくるのです。

鉄のスクラップを例にとると、製造業の生産段階で発生するのが「加工スクラップ」(工場発生スクラップとも呼ばれている)で、鋼構造物が老朽化、つまり使い古されたのが「老廃スクラップ」です。前者は加工されずに、そのまま製鋼メーカーへ直行しますが、後者は加工され「ヘビースクラップ」として流通されます。

錆びたり劣化したりしたモノを、再び使えるようにするにはひと手間もふた手間もかかりますし、使用用途も限られてきます。買取価格に差がつくのはやむをえないということです。